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野良の写真日記
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AF BORG TC-16A 全玉抜き
再び、判る人には判るが、判らない人には判らないタイトルと内容になっています。興味のある方だけどうぞ。以前にTC-16Aを改造してBORGのAF化に挑戦した話を書きましたが、実際にサンプル撮影をしてみました。
Normal_0750mm.jpg①ノーマル
対物レンズのみで750mm/f6です。
全く問題ありません。




Extender7215_1050mm.jpg②純正Extender使用
x1.4で1050mm/f8.4になります。
こちらも特に問題ありません。




CloseUPLensNo03_XXXXmm.jpg③クローズアップレンズNo.3使用
x0.73~0.74で550mm/f4.4前後と思われます。
少し角が暗いですが、この場面ではあまり気になりません。




178e1b03.jpeg④クローズアップレンズNo.3+TC-16A使用
x1.6が入って、880mm/f7程度と思われます。
AFは効きますが、全体的にフレアっぽく解像度もコントラストも低くなってしまい、肝心の画質はNGと言わざるを得ません。また、周辺減光というよりも、はっきりとしたケラレが見られます。


クローズアップレンズの位置を調整すれば良くなるのかも知れませんが、あいにく適当なリングもなく、とりあえずここまでです。ケラレはトリミングで何とかなるとしてもフレアはどうしようもありません。レンズ枚数が多くなるから反射でフレアっぽくなっているはず・・・そこで夏休み最後の宿題(工作)として、無謀にも"玉抜き"に挑戦する事にしました。

※以下は個人的な興味で行ったモノであり、改造はあくまで個人の自己責任でお願いします。
IMG_1349.jpg⑤レンズを入手
条件としては、
・安価なAFレンズ:レンズを抜いてしまう為、カビや傷も問題ないです。
・全体繰出し式である事:IF式の場合、レンズを抜くと合焦できません。
・フィルター径が52mmか58mm:BORG接続上の問題
になります。
中古カメラ店に行き、適当なジャンク物を探し、AFが動作する事を確認して、¥1.5Kでゲットする事ができました。
実はここで条件が足りなかったのですが、それが何かは後程。。。


IMG_1352.jpg⑥完成(作業に集中した為、途中の写真を撮ってません)
特に特殊な工具も必要なく、何とか分解/玉抜き/組立までできました。結果、メニューから絞りリング設定を変える必要もなく、f1.0などと不思議な絞り値にもなりません。当然、途中に余計なレンズはなく、これはいけそう!
しかし、実際にセッティングしてみると最後に落とし穴が。。。
実はこのレンズ、フォーカシングで前枠が回転するタイプのレンズだったのです。※最近のレンズはPLフィルターの事を考えて前枠が回転しない様に設計されています。
単体では問題ないのですが、望遠鏡に接続すると望遠鏡を回す事になり、回転機構をフリーにしてもトルク不足で動作しない事が判りました。まだまだ挑戦は続きそうです。

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